2019年に中華人民共和国の武漢市に端を発した新型コロナウィルス感染拡大も
もうすぐ丸三年を迎えます。
世界では先日のサッカーのワールドカップを見てわかるように、コロナの感染拡大
への脅威は過去の産物となっているようです。
日本においても多くの人の間で、ただの風邪として扱われ始めていると感じます。
が、手の消毒や熱の検査、さらにマスクの着用など果たして本当に効果があるのか
わからぬものをもう3年も実施し続けております。
当店において、それらを強制したことは一度もありませんが、各々自主的に
マスクをつけ、手指の消毒をしてくださっております。
もちろんまだ奇怪なウィルスとして、脅威を与えていた当初は私自身も外に出るときに
できる限りマスクをし、手指の消毒をし、人込みを避けるようにしていましたが
1年を待たずしてもう気にするのはやめてしまいました。
きりがないからです。
客商売である以上、ワクチンも3回接種いたしましたが、別にする必要がなかったな
と今は思っております。
私としては、以前の社会の状態に戻ることはないにしろ、近づけていくべきだと考えています。特に多感な学生時代をマスクを当たり前のように着用させ、消毒をまき散らすことは
すぐやめるべきだと考えています。
もはや日常になっており、当事者は苦痛になど感じていないかもしれませんが、そのことが
より大きな問題だと思っています。
人がしているから皆それを守らなくてはいけない、しない人たちには白い目を向けるというのは、日本社会の「同調圧力」がまだまだ健在であることを証明しています。
それは日本社会の「潔癖性」をエスカレートさせてしまったのではないのでしょうか?
そのこと自体が私には、気持ち悪くて仕方がありません。
皆が同じように規律を守り、行動していく事が悪いことだとは思いません。
実際犯罪の抑止などメリットも大きいと思います。
と同時に自分の頭で考え、行動するということが自立して生きていく事も
とても大切であると思います。特に若い世代においては。
人に迷惑をかけたくないという考えは素晴らしい考えです。
しかし実際に人が生きていくうえで迷惑をかけずに生きていく事など、不可能です。
迷惑をお互いに享受していく事こそが社会の懐の深さ、寛容さを生んでいくのです。
感染したら致死率が高く社会が成り立たないウィルスではないことが分かった現段階では、もう社会を平常に戻す努力をしていくべきではないのでしょうか?
もちろんマスクや消毒をしたい人たちに強制的に辞めさせるべきだとはおもいませんが、
店舗や公共の場で推奨を呼びかけることはそろそろ辞めてよいと感じています。
当店においてはマスクの着用、手指の消毒、体温の測定はご自身で判断していただいて結構です。スタッフにも同じように伝えております。
店内にいるお客様やスタッフが仮にマスクを着用していなかったとしても、私たちは何も言いませんし、楽しくお買い物、仕事をしてほしいと考えます。
どうかお客様に置かれましても、私たちのスタンスをご理解いただければ幸いです。
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